この記事は、自社でインターネット広告を運用されている企業の方々に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
自社でのインターネット広告運用の課題について
インターネット広告を自社で運用管理している会社様も多いのではないでしょうか。
最近では、ボタンをクリックしていくだけでインターネット広告が配信できるプラットフォームがほとんどです。しかし、ここに注意いただきたいポイントがあります。
中小企業の約60%が、インターネット広告の運用に苦戦
最近の調査によると、中小企業の約60%が、インターネット広告の運用に苦戦しているというデータがあります(出典:Small Business Digital Marketing Report, 2023)。その中には、専門会社に支払う広告管理マージンを削減するために自社運用を選択している企業も少なくないようです。
しかし、マージン削減を目的とした自社運用は、しばしば以下のような問題を引き起こし、結果的に広告費を無駄にしてしまう事例が見受けられます。
- 非効率な予算配分
- 不適切なターゲティング
- 効果測定の誤り
- 最新のトレンドへの対応遅れ
- 運用にかかる人件費の増加
これらの問題により、マージンは削減できても、広告効果が大幅に低下し、結果的に費用対効果減につながるケースが少なくありません。
さらに、会社担当者が片手間で配信を続けた上に、結果が出ない責任もその担当者へとのしかかってきます。
まずは、以下のような状況に陥っていると思った場合は、一度専門家に相談することをおすすめします。
インターネット広告管理を失敗する5つのポイント
1. 基本的な専門知識の不足
効果的な広告運用には、キーワード選定やターゲティングなど、基本的な知識が必要です。これらを一から学ぶのは、時間がかかります。また、ターゲティングを間違っていることに気づければ良いのですが、誤ったまま配信を続けるとさらに問題を大きくします。
2. 結果分析の仕方がわからない
ボタンを押して簡単に広告を配信できる場合のほとんどで、Google Analyticsとの連携やコンバージョン設定を行っていないことが考えられます。
結果を分析するためには、目標となる指標に対して結果がどうかを改善していくことは必須です。
配信自体は簡単に設定できる反面、このような大事な連携を行っていないと「クリック数が多かった」や「クリック単価が高くて効果がない」などふわっとした分析しかできず、結果「インターネット広告は効果がない」という極端な結論に至ってしまいます。
広告配信するなら、Google Analyticsとの連携やコンバージョン設定は必須で、効果の低い広告を特定し、効果の高い広告運用に改善していくことが重要です。
3. 予算の効果的な配分が難しい
プラットフォームにも向き・不向きがあり、自社の広告にどのプラットフォームへ配信すべきかは判断が難しいものです。
さらに自社で配信するとなると、各プラットフォームの特徴や使い方も熟知する必要があります。
4. インターネット広告の変化の速さについていけない
デジタル広告の世界は日々変化しています。新しい広告フォーマットや、プラットフォームの仕様変更など、追いつくのは大変です。プラットフォームの管理画面も極端に変わることが多く、専門家でも迷ってしまうこともしばしばです。
片手間の運用でこの変化についていくのは本当に大変で、ついには放置して広告を垂れ流し...ということも起こりえます。
5. 広告運用に時間を取られすぎる
広告の設定、監視、調整は意外と時間がかかります。本業に集中できなくなる原因にもなります。
特に満足の行く運用を目指すには、初期に管理や調整が重要ですが、初期というのは広告配信以外にも本業でもやることが多いのではないでしょうか。
専門家への相談は投資であり、コスト削減につながる
そうは言っても「専門家に相談するのはコストがかかるのでは?」と思われるかもしれません。
確かに費用はかかります。一般的な管理コストは広告費用の20%とも言われています。
しかし、非効率な広告費の無駄使い、失われた機会、そして本業から奪われた時間。
これらの隠れたコストは、インターネット広告を外部委託する費用をはるかに上回る可能性が高いのです。
さらに、広告をクリックした先のホームページというのは、広告配信を最大化するためにも非常に重要で、広告だけ管理すれば満足な結果につながるわけではありません。そのためにもホームページの改善もできる会社に委託するのをおすすめしています。
当社では今運用している広告の診断から行っています。この機会に、広告運用の見直してみませんか?
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