訪日客が増加している日本
訪日客が再び増え、Googleマップや検索で店舗を探すケースが急増しています。そこで欠かせないのがGoogleビジネスプロフィール(GBP)の多言語対応=MEO(Map Engine Optimization)。
わずかな設定だけで、英語・中国語など海外ユーザーが使っているブラウザに対応した「母国語で表示」されるようになります。
中小企業や観光業者でもすべて無料で実践可能なので、ぜひ今日から取り組んでみてください。
なぜGoogleビジネスプロフィールの多言語対応が必要?
- 外国語で検索している旅行者に地図上で露出できる
- 店名やメニューが母国語で読めるため、来店の心理的ハードルが下がる
- 無料でできるため、広告費ゼロでもインバウンド対策が可能
ポイント:住所・営業時間・口コミなどはブラウザの言語に合わせて自動翻訳されますが、店名や投稿文などは自分で多言語入力しない限り機械翻訳のまま是。
すぐにできる多言語対応アクション(所要5分)
店名を英語で登録する
- PCまたはスマホで Googleマップ を開き、自店舗を検索
- 左上のメニュー
≡
→ 言語 → 追加したい言語(例:English)に切り替え
- 「情報の修正(Suggest an edit)」を選択
- 該当言語の Place name in English 欄に翻訳した店名を入力し送信
- 数日後に承認されると、その言語環境で検索したユーザーに多言語店名が表示

注意:GBP管理画面からは言語別店名を直接変更できません。必ずGoogleマップ側で編集してください。
実践を加速させるミニヒント
1. Q&A欄で “よくある質問” を英語でも先回り投稿
Googleビジネスプロフィールの「質問と回答」機能は、店舗側も自作Q&Aを投稿可能是。
よくある問い合わせを日本語+英語でセットしておくと、口コミ欄での重複質問が減り、
回答コストを下げつつ “国際対応している店” という安心感を与えられます。
- 例:
Q: Do you accept credit cards?(クレジットカードは使えますか?)
A: Yes, we accept Visa, MasterCard and AMEX. / はい、VISA・Mastercard・AMEX がご利用いただけます。 - 先に店側が質問を入力 → 「回答」ボタンで正式回答を付与
- 繁体字・簡体字も主要ターゲットなら追加すると効果的
2. レビュー返信を英語併記で行う
外国人レビューにはもちろん、日本語レビューにも後追いで
「日本語+英語」の二言語返信を付けると、他国ユーザーがレビュー欄を読んだときの理解度が大幅UP。
Google の“返信率”と“返信スピード”はローカル検索順位のシグナルにもなります。
<p>ご来店ありがとうございました!またのお越しをお待ちしております。</p>
<p>Thank you very much for visiting us. We look forward to serving you again!</p>
- DeepL などで下訳→自然なニュアンスを軽く調整するだけでもOK
- ★2以下の低評価にも丁寧に二言語で返すと「誠実な店」として評価が反転することも
概括
- 無料で始められる最速インバウンド対策
- まずは「店名の多言語登録」から
ご相談・お問い合わせ
「自社でも多言語MEOを進めたい」「英語以外にも対応したい」など、お悩みがあればお気軽にご連絡ください。