メールマガジン(メルマガ)や顧客向けの一斉メール送信を無料で自社で始めたいけれど、「お金もないし難しそう…」と不安に感じていませんか?
実は、HubSpotの無料プランを使えば、誰でも 無料 で本格的なメール配信・一括メール送信ができてしまいます。
しかも、HubSpotは世界中で利用されているCRM/マーケティングツールで、中小企業規模の会社が運用するための機能は、無料版でも一通り揃っています。もちろんメールマガジン配信に必要な機能も。
このブログでは、保育園などの保護者へ配信する一斉メールの運用を例に、HubSpot無料プランの概要とメリットをわかりやすく紹介し、初心者でも導入のハードルが低いポイントを解説します。
後半では実際のセットアップ手順(フォーム作成、QRコード活用、連絡先リスト作成、メール送信&開封確認など)を説明します。
HubSpot無料プランとは?初心者にも安心なメール配信ツール
HubSpot(ハブスポット)は、高機能な顧客管理(CRM)やマーケティングに役立つクラウドツールです。
かなり高機能が準備さた顧客管理になりますが、今回はメール配信のみにフォーカスしご説明します。
小規模であれば一部の機能が無料で利用でき、メールマガジンや一斉メール送信であれば、以下のようなことができます。
メールマガジンの作成・配信 – 月2,000通までのメールを無料送信可能
HTMLメールも含めテンプレートが豊富で、ドラッグ&ドロップで見栄えの良いメールを簡単にデザインできます。
登録者管理 – 購読者(連絡先)情報を最大1,500万件まで管理可能
無料でも十分すぎる連絡先を登録することが可能です。
小規模団体なら上限を気にせず運用できます。
フォームで購読者集め
コーディング不要のオンラインフォームを簡単に作成でき、サイト埋め込みや単独ページで配信登録を募れます。
フォームから登録された情報は自動でHubSpotのデータベースに保存されます。
効果測定(トラッキング)
配信したメールの開封率やクリック率など詳細なレポートを確認できます。どのリンクがクリックされたか、誰が開きるため、メール内容の改善に役立ちます。
ただし無料の範囲だと、月に200件までのトラッキングになります。
外部サービス連携
希望に応じてGmailやOutlookなどメールソフトでも、Hubspotの連絡先を利用してメールを送ることも可能です。
以上のように、HubSpot無料プランだけで「メルマガ配信に必要なこと」はひと通り網羅されています。
しかも、操作画面は日本語対応で非常に直感的なので、専門知識がなくても迷わず使えます。
テンプレートを選んで文章を差し替えるだけで、誰でも簡単に本格的なメールを作成できます。
保育園を例にした一斉送信の活用例
では、実際にどのように運用するかを保育園を例にご説明します。
保育園では毎年、園児が入園する際に保護者へQRコードを提示します。
このQRコードをスマホで読み込むと、HubSpotの無料フォームが開きます。
保護者には、以下のような情報を入力してもらいます。
- 保護者の氏名
- メールアドレス(必須)
- 子どもの名前・年齢・クラス名
- 緊急連絡先の電話番号
これらの情報はフォームを送信すると自動的にHubSpotのデータベースに登録され、さらに入力されたクラスや年齢の情報に基づいて、あらかじめ設定しておいたグループ(リスト)に自動的に振り分けられます。
自動的に作成される連絡先リストで効率アップ
保育園側はこのようにして作成されたリストをHubSpot上で簡単に確認できます。
たとえば、「さくら組の保護者」「もも組の保護者」「全園児の保護者」といったグループごとに一斉メールを送信できます。
保育園では、毎月の園だよりや行事のお知らせ、緊急時の連絡(天候不順による行事中止、感染症発生時など)にこのリストを使ってメール配信をすることができます。
メールが届かない不安を解消する仕組み
一斉送信の場合は、必ず迷惑メールに該当する環境が出てきます。
その場合はメールを見ることができませんので個別の対応をおすすめします。
無料の場合は条件が限られますが、
HubSpotの無料プランでも、送信したメールの開封状況を確認できます。
そのため、
- メールが未開封の保護者に対しては、個別に電話や別手段でフォロー
- 一度でもメールの受信を確認できれば、その後のメールも確実に届くことが確認可能
という流れで、保護者が大切な情報を見逃すことがないように配慮して運用します。
卒園・入園時の手間も削減
さらに、年度途中に入園してきた園児の保護者にも同じQRコードを使って随時情報を登録してもらうことで、情報をリアルタイムで管理可能です。
また、卒園した園児の保護者情報は年度末にリストからまとめて削除できるので、リストの管理も簡単です。
無料の範囲内でも十分な運用が可能
こうしてHubSpotの無料プランでメール一斉配信の運用をしている保育園では、
- メール配信コストをゼロに抑えながら
- 人的なフォローを少し行うことで運用上の問題をカバーできています。
このように無料ツールを上手に活用すれば、小規模な組織でも十分にメール配信を効率化することが可能です。
メールマガジンだけで月に数千円かかる仕組みは多いです。
ぜひあなたの組織でも、HubSpot無料プランを試してみてはいかがでしょうか?
HubSpot無料プランを使ったメルマガ導入方法【実践編】
まずは、HubSpot無料プランを使って実際にメールマガジンを運用する手順を具体的に解説していきます。
アカウント登録からメール配信、効果の確認まで順番に説明しますのが、設定が難しい場合は、当社にご相談ください。導入のサポートをいたします。
あなたの発信するメールマガジンが、読者とのコミュニケーションを深める有効な手段となることを願っています。👍